このサイトのあちこちで、案内人のうさぎが鬼に団子を差し出しています。あれには、ちゃんと元になった話があります。笹巻だんご——伯耆町の鬼退治伝説から、今に続く郷土の味のはなしです。

伝説の中の笹巻き団子

鬼住山伝説では、孝霊天皇が鬼の兄弟を退治します。その時の「武器」のひとつが、団子でした。

弟の鬼・乙牛蟹(おとうしかに)を山からおびき出すために、笹巻きの団子を3つ置いたと伝わります。匂いにつられて出てきたところを、矢で射る。力ずくではなく、団子で誘い出す。なんとも知略的な——そして、ちょっとユーモラスな鬼退治です。

団子に釣られて出てきてしまう鬼。憎めないでしょう。この一場面が、笹巻だんごを「伝説とつながった食べ物」にしています。

今の笹巻だんご

笹巻だんごは、米の粉などで作った団子を笹の葉で巻いて蒸した(ゆでた)もの。山陰から北陸にかけて、端午の節句などに作られてきた郷土のお菓子です。笹のいい香りがうつって、素朴な甘さがあります。

伯耆町では、この笹巻だんごを鬼退治伝説と結びついた土地の味として大事にしています。伝説の団子が、千数百年こえて今もここで食べられている——そう思うと、ただのお菓子が少し特別に見えてきます。

実食レポ(取材後に追記)

どこで買えるか、いつ作られるか、味はどうか。このあたりは実際に足を運んで確かめてから、写真つきで書き足します。地元のお店や直売所、季節の手作りなど、見つけしだいここに追記していきます。

うさぎのひとこと:鬼が団子に負けた気持ち、わたしにはよくわかります。だって、おいしいんだもの。


参考文献: